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2019年07月27日
シャフト,フィッティング

TPTシャフト 使用者増加中!

今回は今 話題のスイスのシャフトメーカーTPTシャフトを紹介します!

この前の、ダンロップ・スリクソン福島オープンで見事優勝を収めた星野陸也プロが投入したシャフトとしても話題になりましたね。

https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=128147

自店でも5月からTPTシャフトの取扱を始め、少しずつ使用者が増加してきました。

ご購入頂いたお客様も初めは「何?そのシャフト?どこのシャフト?」っていう反応であまりピンときていなかったのですが

試打とフィッティングを重ねていくと「このシャフト良いね!」って言って頂くようになりました。

 

ただ、このシャフトの難しいところはヘッドに何ミリ挿入するかでシャフトの感じ方が大きく変わってくるというところ。

 

30mm以上挿入すると硬さが顕著に表れる事があります。

お客様からご注文があれば自店ではまず30mm挿入して組上げます。

そこからお客様にコースで打って頂いてから挿入幅を変更しその客様にあう挿入幅を見つけるようにしています。

これで、しっかりと使用者に合わすことができれば非常に強力な武器になること間違い無しです!

 

TPT GOLFのテクノロジーと特徴

TPT社はヨットのマストや、スポーツカー(F-1)のパーツ、超高級腕時計の極薄内部カーボンなどにも使われている技術です。

生産面の特徴は 「 Thin Ply Winding 」 という特許技術を用いて全てがコンピュータープログラムで機械が製造している事です。

そもそもスパインの概念を排除して製造し、打ち出し角度は高くなり余分なスピンも抑える画期的で
シャフト製造の概念を覆す日本初上陸のシャフトです。

通常のプレミアムシャフトのチップ部分は18層~20層ですがTPTは60層と3倍以上の肉厚シートとなっています。

 

シャフトの特徴ではセンターヒット時のトータル飛距離はもとより

オフセンターヒット(芯を外した時)の飛距離を伸ばし方向性のバラつきを徹底的に抑えるシャフトです。

 

通常のシャフトはマンドレルと呼ばれるに鉄芯にカーボンシートを何層にも巻きつけていきます。

巻きつけていくわけですから当然シートとシートのつなぎ目ができます。

このつなぎ目を業界ではスパインと呼んでいるのですが、これがシャフトの背骨としての役割を担っていて、このスパインを組み立て時に
最適な位置に調整することでクラブの挙動が安定すると言われています。

そのスパインの装着位置が工房さんの考えによりバラバラなのも事実だと思います。

 

下の動画はスパインが無いTPTシャフトと通常のシャフトの挙動動画です。

人間が一枚一枚、手作業で作るカーボンですから重なる部分があったり無かったりすることで均一なシャフトを製造する事が難しいカーボンシャフト

TPTシャフトは特許技術によって、より円に近い均一で数字以上に強靭かつしなやかなシャフトを作る事が出来ます。

http://tptshaft.com/

TPT公式ホームページ

 

 

今回このTPTシャフトをお客様にラウンドで打って頂き、非常に好感触を頂きました!

G 様 TPT 16MKP/MT にてクラブ作成!

ヘッドはPRGR TUNE02

TPTシャフト 気になる方は是非お問い合わせください!

試打はフルスペック(15LKP.MKP~19LKP.MKP)で揃えています。ヘッドはPRGR RSにて試打ができますよ!